~ブログ管理者より~

情報漏洩の約70%が紙ベース。
また一方で、情報漏洩の約80%が管理ミスなどの内部要因。
要は、『紙ベースの情報』 を 『キッチリ管理』 することにより
機密漏洩の可能性をかなり下げれるという事ではないでしょうか??

このブログでは情報漏洩の事例を紹介することにより、
『事例のようなことをしなければ問題が起きない』 という事に
観点を持ってもらえたら・・・

“ 情報漏洩は発生しない ” このような思いでお伝えしています。

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◆ヒューマンエラーによる情報漏洩の事例
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『大阪府高槻市立小学校で児童や保護者の
個人情報記載カードを紛失、23人分』

大阪府高槻市は7日、市内の私立小学校で、
児童や保護者の個人情報が記載された「緊急
引き渡しカード」を紛失したと発表した。
市教委によると、4日午後、教員がカードを保管
していた職員室内のロッカーを確認したところ、
児童や保護者の氏名・住所・電話番号などの
個人情報が記載された5年生1クラス23人分の
カードが無くなっているのに気付いたという。

産経新聞より

↓ 詳しくは ↓
https://alivio-inc.jp/wp/wp-content/uploads/2016.4.7_takatsukischool.pdf 

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◆ご挨拶
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こんにちは。アリビオの寺元です。
本日は「書類の紛失」のお話です。

「また、同じようなことをやったの??」
そんな風に思われるでしょう。

このブログで過去にも同じような事例を
ご紹介して参りました。
1回や2回ではなかったと思います。

紛失させてしまった先生は、、、
保管庫から出して、それに関わる仕事をして、
他の仕事が入って後で直したらいいわ。
先にこっちの仕事をしよう・・・・
こんな感じでどっかにやってしまったのでは・・・
そのように思います。

他の記事を読むと1月20日には所在が確認
されていることから、それ以降4月4日までの間に
紛失したことになります。

まず、保管庫の開錠施錠の記録がなかったのでしょう。
大事なものを保管している場合は、

「何が保管されているのかの目録」

「いつ、誰が、何を利用したのかの記録」

この辺りの対応まで必要なのかもしれないですね。
(プラス、鍵管理簿も)

しかし、紛失の根本は取扱った教員の、
“意識の欠如” だったのではないかと思ってしまいます。

人間ですから間違いはあると思います。
自身に置換えてみたいとも思います。