~ブログ管理者より~
情報漏洩の約70%が紙ベース。
また一方で、情報漏洩の約80%が管理ミスなどの内部要因。
要は、『紙ベースの情報』 を 『キッチリ管理』 することにより
機密漏洩の可能性をかなり下げれるという事ではないでしょうか??
このブログでは情報漏洩の事例を紹介することにより、
『事例のようなことをしなければ問題が起きない』 という事に
観点を持ってもらえたら・・・
“ 情報漏洩は発生しない ” このような思いでお伝えしています。
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◆保管書類(文書)の誤廃棄
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『大阪南労働基準監督署における文書の誤廃棄』
大阪労働局は大阪南労働基準監督署において発生
した労働者死傷病報告綴の誤廃棄について、下記の
とおり事案を確認の上、必要な措置を講じましたので、
概要をお知らせします。
なお、当該行政文書は誤廃棄したものであり、外部
への情報漏洩は発生しておりません。
【解説】
廃棄期限が来ていない書類の廃棄がされ、しかも、
全体で約1700件のうち、1623件は機械読み
取りシステムに同様の情報が入力されているが、
100件ほどは未入力とのことで、訴訟の際に支障が
発生する恐れがあるようです。
大阪労働局 Press Release より
↓ 詳しくは ↓
http://bit.ly/1TKvnLQ
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◆ご挨拶
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こんにちは。アリビオの寺元です。
本日は「大阪南労働基準監督署における文書の誤廃棄」
を取上げました。
これは本当にどこにでも発生する
可能性がある事例です。
実は昨日処理に伺った病院様、
保管倉庫に1tほどの廃棄すべき
カルテやその他個人情報類がありました。
当初は全てシュレッダー処理するはずが、
担当者の方の機転で、文書の管理部署へ
連絡し、保管庫まで来てもらいました。
そうしたら・・・
約半分が保管期限がまだのものでした。
よって、その方の機転がなかったら、
上記と同じ事例になってしまっていたのです。
いかに「“確認”が仕事であるか」を
思い知らされました。
問題は、保管すべき段ボールへの記載漏れ、
マイナンバー書類などは廃棄義務が生じます。
“ 廃棄すべき年月日 ”
これを記載することと、それを確認する“癖”。
これが、誤廃棄を無くす方法と思います。
「対岸の火事」ではなく、
自社書類の保管方法をご確認してみては
いかがでしょうか?
◆機密文書を”確実”に廃棄処理したい方は◆